中学国語講師日記〜ipadで国語授業〜

ipadを活用した国語の授業や、教育情報など掲載します。

教師になる〜ブラック部活からの脱却へ

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https://www.suishin-forum.metro.tokyo.lg.jp

 これは、地域と学校とが共同して学校教育を行っている例を発表したものです。学校を支える体制は、徐々に出来上がりつつあります。教師だけがすべてを抱え込む時代は過ぎてきた過去になりつつあるのです。動画を御覧ください。

   https://www.youtube.com/watch?v=5zVXJ06jHow

 

★教師を目指している人から、連絡ををいただきました。ここには、そのときに送った私の考えです。

 

 教師でなくても、どんな職業でも、辛いこと、苦しいことはたくさんあります。そして、どんな職業でも頑張らないと、AIが人間に変わる仕事をしていく世の中で、豊かな生活を送るのは大変になるのではないかと思います。その人が求める生活レベルにもありますけれど。

 

 公立学校の教師は公務員です。どんな時代になっても、生活で貧困することはないでしょう。やめさせられることも、懲罰を受けるような行動をしなければありません。

 

 活は安定していると言えるでしょう。同じ教師同士で結婚すると、子育てのためには3年間の育休も取れます。その間の生活も保証されます。夫婦どちらでも育休を取得できます。そういうてんでの生活の安定はあるでしょう。ただし、大きく稼ぐことは難しいかもしれません。

 

 教師になる動機は人によって違います。一番多いのは、子供が好きとか、子供とふれあいたい、部活をしたいでしょうか。このタイプの人が日本の教師には多いと思います。このタイプは子供のため、生徒のためと、自分の時間を犠牲にする傾向があります。さらに、授業よりも行事や部活好きです。

 

 そうなると、きっと自分の時間も犠牲にしてまで、働くということになります。そういう教師がいることは、本人が望めば良いと思います。しかし、その思いが強すぎて、頑張りすぎて、疲れて、精神を見出したり、身体を壊すということにも繋がります。

 

 そういうタイプの先生で長続きしている先生は、体力があるのはもちろんですが、一番手を抜いているのは授業です。毎年、同じノート、同じプリントで、教師主導の講義する授業です。生徒はほぼ黙って聞く。ときどき手を挙げさせられるという参加です。

 

 来年からの新学習指導要領では、個別最適化の学習をすすめることが重視されています。日本の教育は一斉から個別へと転換を求められています。そして、そのために、行事を減らすこと、部活動はガイドラインに沿って運営することそして、働き方改革をすすめることが求められ始めました。

 

 さて、あなたはどんな教師になりたいのでしょう?文面からすると、今、私が書いてきた教師たちのような教師になろうと思っていたが、どうもブラック○○と言われて、とにかく仕事が多くて、自分の生活が犠牲になる…と思っているのかと思います。

 

 確かに、今までのまま、あなたがきょうしになりたい目的がそうなら、そういう心境になるのかもしれません。しかし、どんな職業でも大変です。教師と同等か、それ以上に稼ぎたいならば。

 

 確かに、今までのまま、あなたがきょうしになりたい目的がそうなら、そういう心境になるのかもしれません。しかし、どんな職業でも大変です。教師と同等か、それ以上に稼ぎたいならば。コロナ禍でもわかるよう、どうなるかはわかりません。この中で利益を上げている人は、かなり仕事をしています。むしろ、教師よりも長く勤務しているかもしれません。自宅勤務であっても。

 

 私が教師で目指しているのは、生徒が好き、衣が好き、部活が好きではありません。「生徒の力を伸ばすこと、夢を実現させること、学力を伸ばすこと、賞を取らせること。そして、日本の国語教育を変えること」これらを目指しています。

 

 授業重視。授業時間が多くなることを臨んでいます。行事にはあまり意義を感じていません。中学の部活は、将来社会人になって、様座生場面で様々なスポーツや趣味が楽しめるよう、いろいろな部活をけいけんするのもいいと思っています。一流選手は中学の部活動で育てることは不可能です。

そのほか、パソコン部、情報文芸部などの顧問をして、校内のパソコン普及を勧めてきました。

 

 これからの中学校は、パソコンも道具として加わり、ますます個別化が加速していくと思います。しかし、そのなかで、前者の教員の抵抗もあります。

 

 これからの中学校は、パソコンも道具として加わり、ますます個別化が加速していくと思います。しかし、そのなかで、前者の教員の抵抗もあります。

 

あなたの目標が、教師ならば、私は嬉しく思います。